
グループホームの見学や入居のご相談で、よくいただく質問のひとつが「門限はあるんですか?」というものです。
「大人なのに門限があるの?」「自由に暮らせないのでは?」と感じる方もいらっしゃると思います。
そのお気持ちはよくわかります。
TOMONIは、平塚市にある定員5名で一緒に暮らす小さな小さなグループホームです。
今回は、TOMONIになぜ門限があるのか、その理由をお話しします。
TOMONIの門限は20時です
夕食の提供も20時まで、消灯は22時としています。
| 時刻 | 夕方から夜の流れ |
|---|---|
| 〜20:00 | 帰宅・夕食(夕食の提供は20時まで) |
| 20:00〜22:00 | 入浴・くつろぎの時間・就寝の準備 |
| 22:00 | 消灯 |
「もう少し遅くてもいいのでは?」と思われるかもしれません。
でも、この20時にはちゃんとした理由があります。
理由1:入浴の時間をしっかり確保するため
TOMONIの消灯は22時です。
もし門限を21時や22時にすると、帰ってきてからお風呂に入り洗濯するまでの時間がほとんどなくなってしまいます。
20時に帰宅していれば、消灯までの2時間で、慌てずにお風呂に入り、ゆっくり過ごしてから眠りにつくことができます。
一日の疲れをとるためにも、入浴の時間は大切にしたいと考えています。
理由2:みんなが気持ちよく生活できるように
グループホームは、複数の入居者さんが一つ屋根の下で暮らす場所です。
お風呂も洗濯機もキッチンも、みんなで順番に使います。
誰かの帰りが遅くなると、お風呂の順番がずれたり、夜遅くに食器やドアの音が響いたりします。
小規模なホームだからこそ、ひとりの生活リズムがほかの入居者さんにも影響しやすいのです。
門限を守ることは、一緒に暮らす仲間への思いやりでもあります。
みんなが安心して、気持ちよく過ごせるための約束だと考えています。
理由3:規則正しい生活習慣を保つため
毎日だいたい同じ時間に帰り、夕食をとり、お風呂に入って眠る。
このリズムが、心と体の安定につながります。
夜更かしが続くと、朝起きられなくなったり、日中の仕事や通所先での活動に影響が出たりすることがあります。
体調や気分の波が大きくなることもあります。
門限があることで、生活のリズムが自然と整います。
「明日も元気に過ごせる」ための土台づくりとして、門限が役立っています。
理由4:時間やルールを守る力を育むため
時間やルールを守ることは、職場や地域で暮らしていくうえでも大切な力です。
「20時までに帰るには、何時に出発すればいいかな」と逆算して行動することは、日々の小さな練習になります。
もし遅れそうなときは、グループホームに連絡をする。
こうした積み重ねが、将来の一人暮らしや就労にもつながっていきます。
スタッフも、入居者さんが無理なくルールを守れるよう、一緒に考えながらサポートしています。
特別な予定があるときは
就労先のバス旅行や花火大会など、門限に間に合わないことが前もって分かっている日もありますよね。
そうした場合は、事前に管理者へ届け出をしていただければ、門限を過ぎて帰ってくることができます。
門限は、楽しみな予定をあきらめてもらうためのものではありません。
前もって相談することで、スタッフも食事やお風呂の準備を調整でき、安心して送り出すことができます。
おわりに
TOMONIの門限は、入居者さんを縛るためのものではありません。
・お風呂にゆっくり入れる時間をつくるため
・一緒に暮らすみんなが気持ちよく過ごすため
・規則正しい生活リズムを保つため
・時間やルールを守る力を育むため
こうした理由から、20時という門限を設けています。
安心して自分らしく暮らせる場所づくりの、大切な約束のひとつです。




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